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新春のお菓子・はなびら餅 [年中行事]

Every year, I've ordered a hanabira-mochi.
A hanabira-mochi is a sweets that is a symbol of a New Year sweets in Japan. I can feel the season by Japanese sweets.

hanabira3.jpg

このはなびら餅に関しては、他で書いたものですが。

はなびら餅は、京都のお雑煮に見立てた、お正月のお菓子です。
正式な名称は「菱葩餅(ひしはなびらもち)」で、白味噌のあんを、ごぼうと共に求肥で包んであります。もともとは、求肥ではなく、つき餅であるといわれています。茶道裏千家の初釜の主菓子として有名ですね。

ごぼうを包むのは、裏千家初釜の「菱葩(ひしはなびら)」を菓子にしたものであるためという説もあります。
「菱葩」は丸く平らにした白餅に、赤い小豆汁で染めた菱形の餅を薄く作って上に重ね、柔らかくしたふくさごぼうを二本置いて、押し鮎に見立てたものです。
鮎は「年魚」と書きますので、年始のものとして『土佐日記』にも出てきます。

元日。(略)
もとめしもおかず。たゞおしあゆ(押鮎)のくちをのみぞすふ。このすふひとのくちを、おしあゆもしおもふやうあらんや。「けふはみやこのみぞおもひやらるる。こへ(小家)のかどのしりくべなは(端出之繩)のなよし(鯔)のかしら、ひゝらぎ(柊)ら、いかにぞ。」とぞいひあへなる


白みそとお餅、そしてごぼうということで、京都のお雑煮を模したものとされ、「包み雑煮」とも呼ばれています。
もともとは、宮中の正月料理です。
甘煮のごぼうは押鮎を見立てたものとされ、塩漬けした鮎(押鮎)など堅い物を食べ、長寿を願う平安時代の新年行事「歯固めの儀式」が由来ともいわれますが、餅も小豆も新年には欠かせないもので、お屠蘇と同じように、長寿や厄除けの意が込められた正月菓子です。




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