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万能細胞に向かう思想 [アカデミズム]

2014年1月29日に発表された万能細胞(STAP細胞)について、さまざまなメディアが紹介しています。

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人文科学の立場から、山中教授(京都大学)のiPS細胞や出澤教授(東北大学)のMuse細胞をはじめとする今回の一連の研究を眺めると、古代の仙薬追求から、人間の追い求めるものは変わらない、という印象を抱きました。
人間はいつの世も、死と向き合い、戦ってきました。
臓器の再生など、安易な表現をすれば、アンチエイジングにまつわるこれらの研究は、エジプトのミイラや秦の始皇帝による仙薬探しの旅と同様に、人々の心をつかんで離さないテーマです。
人間はどこまで、生命の謎に近づくことができるのか。
人文科学の分野においても、非常に関心があります。


タグ:仙人 万能
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